スポーツを観る理由
私はジャンルを問わずスポーツを観るのが好きなんですが、
今日はその理由についてお話しします
とはいっても、スタジアムに行って熱狂的に応援したりするわけではないので、いわゆる一般的なスポーツファンとは若干ニュアンスが違うかもしれません
理由のひとつは、私はこの仕事でスポーツ関係者やアスリートに関わることも多いため、いろいろなスポーツのルールを知り、そのスポーツに特徴的な身体の動作を分析することで、選手の効果的なケアの役に立つことが多いと感じるからです
もうひとつの大きな理由として、
少し話はそれるのですが、
どんなことにも「流れ」というものがあって
スポーツの試合はもちろんのこと、ほかにも相場や勝負ごと・世の中とか社会といったことにおいても「流れ」は確実に存在しますし、あるいは自然科学的なことでも空気の流れ・水の流れといったものにも私たちは影響されています
流れを読み、うまく流れに乗ったものが成功する、というのはみなさん多かれ少なかれ経験があるものと思います
また、私の専門的なカテゴリーでもある東洋医学の概念では、特に「気」「血」「水」の流れが重要とされていて、それらの流れが滞り止まってしまうとやがて死を迎えることになるのです
話は戻って、流れを意識しながらスポーツを観ることで、ひいては自分がきちんと世の中の流れを読めているか、流れにそった正しい判断ができているかどうか、をチェックするバロメーターになっていると感じるのです
逆らえない大きな流れに抗わずにうまく乗り、しなやかに身をまかせ、よい流れを引き寄せる
流れを意識しながらスポーツを観戦することでそのような目を養う一助になるかなと考えています