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2018年04月

治療に大切なこと

2018年4月12日  マスターのつぶやき 

先日、とある講演会に参加し、今後の人生に役立ちそうな、
なかなか面白い話を聞くことができたので、
学んだこと感じたことをシェアします

講師は、現役の脳神経外科医師で、
脳や脊髄の病変を専門とされている先生でした
身体のいろいろなところに痛みを感じている患者さんは多いですが、
厳密にいうと、「痛み」は痛んでいるその場所が痛みを感じているのではなく、
脳が「そこが痛い」として認識するので、
脳神経外科というと「痛みの専門家」でもあるわけです

講演は、脳神経の解剖から始まり、
症例、診断学、臨床の現場で注意すべきことへと進んでいきます
難しいところはiPadで調べつつ、そういえば昔に習ったなぁと思い出しながら
聞いていました(便利な時代になったものです)

講演のテーマとはそれるのですが、この講演で最も考えさせられたのは、
コミュニケーションの大切さでした
施術者と患者のコミュニケーション、
患者と医師のコミュニケーション、
施術者と医師のコミュニケーション、
どれが欠けても思わぬ不幸な結果につながってしまいます
最近のニュースでも、コミュニケーション不足が原因で起こったと
思われる事件やスキャンダルなどがたくさん発生しています
もう少しだけ相手のことを思いやることができていれば、とか、
もう少しだけ相手の気持ちを想像することができていれば、
そんなことにはならなかったのに…という結果になってしまうのは
非常に残念な気がします

昨今、人工知能AIの進歩がめざましく、これからもその流れは続くと思いますが、
現状、AIを使うのも人間であるということを考えると、
人間対人間のコミュニケーション能力が高い人が必要とされ、
生き残っていくんだろうなと感じます

病は気から、とはよく言ったもので、
患者さんに信頼され、安心感を与えることができれば、
それだけでも症状がやわらぐことがあると思います
これは、コミュニケーションを意識したり、
コミュニケーションスキルを磨くことで可能になるのではないでしょうか

信頼される人間になるために、今できることは何かということを考えさせられました

京都市下京区西本願寺そばの鍼灸マッサージ治療院

新年度始まりました

2018年4月4日  季節の話題 

今年はかなり早く咲いたようです

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20180404000065

先日来られた方は、四季がなくなって「二季」になったと言われてました

そういえばなんとなく最近は季節感を感じにくくなったような気がします
新緑がきれいで、花粉も多くて、春らしいといえばそうなのですが…

日中と朝晩の気温差が大きく、体調管理が難しい時季です
新年度で環境が変わった方もおられるかと思いますが
無理せず養生して乗り切りましょう

京都市下京区西本願寺そばの鍼灸マッサージ治療院