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2025年03月

「ぎっくり背中」って?

2025年3月11日  未分類 

「ぎっくり背中」って聞いたことありますか?

先日、朝の情報番組で取り上げられていたようで、いくつか問い合わせをいただきましたのでシェアしようと思います。

ぎっくり背中とは、背中の筋肉や筋肉を包んでいる筋膜に炎症が起こって、急激な痛みを感じる症状です。

正式には「筋・筋膜性疼痛症候群」という診断名になります

原因としては

急に体をひねったり、重いものを持ち上げたり、過度なストレスで自律神経のバランスが悪くなることや長時間の不良姿勢など筋肉の緊張によって引き起こされます

主な症状は

背中、特に肩甲骨の間の強い痛みで、動かすたびに痛みが強くなる傾向があります。

深呼吸やくしゃみ、咳をするだけでも痛みを感じる場合もあります。

対処法としては

痛めた直後は安静にし、熱感がある場合は患部を冷やすとよいです。

痛みがおさまってきたら体勢を変えるなど徐々に動くようにし、熱感がなくなってくればお風呂やカイロで患部をあたためるとよいです

マッサージやストレッチで筋肉をほぐすのも効果的です

予防法としては

日常的なストレッチや運動で筋肉と関節の柔軟性を高めることが重要です。

長時間の不良姿勢を避け、軽い運動を取り入れましょう

また、急な動作をさけ、特に寝起きに起こりやすいとされているので、起きる前にひざを抱えるように背中を丸めるようなストレッチをしてから動き出すとリスクが減ると思います。

意外なところでは、柱や机、イスの角など固くて尖ったものを背中に押し付けるようにしてコリをほぐす人をたまに見かけますが、これは筋肉や筋膜にダメージを与えてしまい、ぎっくり背中の原因になりますので、マッサージは専門家に施術をまかせたほうがよいかと思います。

発症してしまうと、痛みで1日が終わってしまうぎっくり背中。日ごろからケアをこころがけたいですね