春はなんとなく気持ちがザワザワして、心身の調子がよくない、という方も多いのではないでしょうか。
春は気温の変化も大きく、環境の変化も多いため、自律神経が乱れやすくなり、心身の不調を起こしやすい季節なのです。
春は古来より「木の芽どき」とも呼ばれ、自律神経が不安定になりやすい季節です。気温の変化に対応するため、身体は交感神経の働きが優位な状態(緊張状態)が続きます。
すると、
疲れがたまりやすい、
免疫力が下がる、
胃腸の働きが落ちる、
肩や腰が痛くなる、
身体が冷える、
寝つきが悪くなる
などの症状があらわれやすくなります。
義務感が強かったり、自分自身を追い込んでしまう傾向がある方に多いようです。日頃からストレスを感じやすくなっているため、春の「プチうつ」のような状態になってしまう可能性があります。
また、春は卒業や入学、就職、異動など社会的な変化も多い時期です。こういったことや季節の変化すらもストレスとなりますので、知らないうちにエネルギーを消耗している人が多いのです。
東洋医学では、春の兆しが出てくる2〜3月は自律神経のコントロールをしている「肝」の働きが乱れやすく、気の逆流によってのぼせやめまい、頭痛など、上半身に不快な症状が現れると考えます。
人間も自然の一部だとある意味で割り切って、今はこの状態でいいのだと思うようにするといいですよ
身体が秋冬モードから春夏モードに切り替わると自然によくなりますから
深い呼吸を意識する、ゆっくりお風呂に入る、好きなことに没頭する、といったことでうまく対応していきましょう