花粉が飛びはじめ、春の気配がただよってきました
季節の変わり目で体調を崩しやすい時季です
春は、東洋医学的には「肝(かん)」の時季にあたります
この「肝」というのは、今でいう自律神経の機能とされます
他にも、目や筋肉や血液や睡眠とも関係が深いのが「肝」です
「肝」の調子が悪くなると、
例えば不眠、冷えのぼせ、イライラといった自律神経系の症状が
出ることが多くなります
春といえば、特に日本では卒業・入学・就職といったイベントがあり、
世間も、出会い・別れ・新生活、といったムードになるので、
なんとなく気持ちがザワザワして苦手、
という方も多いですね
昔からの食養生の知恵として、
タケノコ、春キャベツ、タラの芽、フキなどの
旬の食材を摂るようにすると体調の安定につながります
当たり前のことなんですが、
人間も自然の一部なんだと感じます
季節とうまく付き合っていきたいですね